先日トリミングのボランティアをしていた時のこと。
わんちゃんの扱い方を見習いたいと言っていただき、嬉しかったです。
担当していた子と、わちゃわちゃ遊びながら楽しくグルーミング作業を進めていました😄
すると、前にその子を担当したことのあるグルーマーさんから
以前した時はじっとしていないし、噛みつきもあったから扱いって大切なんだなと勉強になりました。と言っていただきました。
確かにその子は落ち着きはありません。
落ち着きがない子はしっかりホールドしてあげることで、
「あっ!いけない。今は落ち着く時だった!」
と落ち着いてくれる場合もありますし
逆にホールドすることで自由を奪われたと思い
「なんだよー!やめてよー!やだよー!」
と余計動いたり、中には歯が出ることもあります。
そういう子は、遊びの延長戦でグルーミングしてあげるとスムーズにいく場合が多いです。
この子の場合
「爪切りやだよー!やめてー!」
と足を引っ込めたり、お顔(マスク)を舐めてきたりするので
持っている前足をふりふりして
「あれ?なんだろう、握手握手〜♪」
と誤魔化しながらだったり
お顔を舐めてきた時は
「ふふ〜ん私も好きだよ〜♡」
好き好き〜と言っている隙に切ってます。笑
この子の場合サロンの子ではないので、定期的にみることはできませんが
こうすることで、
「な〜んだ!グルーミングって楽しいんだね♪いい子にしてた方が早く終わるなら早く終わらせて遊ぼ〜!!」となってくれるといいなと思います。
「噛み癖」
というように、噛むことは癖になります。
噛むとわんちゃんにとって作業をやめてくれたなど、プラスの経験になってしまうことが多いです。その経験をしてしまうと、嫌なことをされるたびに噛みます。
なのできっかけを作らないこと、噛むという行為を強化させないことが大切です。
まだ甘噛みの時に、噛む必要はないんだなと思ってもらえるようにするのか。
それとも、叱ったり押さえつけてその場しのぎを繰り返すのか
どちらがわんちゃんにとって良いのかは一目瞭然ですよね!
グルーマーさんみんなが優しく余裕を持ってわんちゃんと接するようになると、ご家族も安心ですよね♪
そんなきっかけになれたのではないかと嬉しく思いました🥰