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プティシアンを作るきっかけ

わんちゃんの緊張や不安を解消して、負担をなるべく少なく、そして嬉しい楽しい時間が多くなる

 

わんちゃんも、グルーマーもストレスなく関われる場所、ご家族ともしっかりコミュニケーションを取れる、そしてみんながHAPPYになれる

 

そんなサロンにしていきたいと思っています。

 

 

 

そのきっかけとなった事件がありました。

 

 

 

動物看護師兼トリマーとして働いていた時、病院に来る子の中には、物凄く咬んでしまう子、または緊張や恐怖によりよだれや震えが止まらない子もいました。

 

何かあってはいけないので、サロンで断られてきます。

 

元々の性格や疾患が原因の場合もありましたが、サロンでの対応が原因場合もありました。

 

 

中でも忘れられないのは、ビショビショでタオルに包まれた状態で飼い主さんに抱えられて来院した子です。細くて小さな子でした。

 

 

ご家族が担当グルーマーさんから聞いた内容は

 

 

 

言うことを聞かなくて、時間もないし、どうしようもなくて叩いてしまった。そしたらパニックになって手がつけられなくなった。だからこれ以上できません。

 

 

とのことでした。

 

私は違和感しかありませんでした。

 

 

 

言うことを聞かない →自己防衛

時間がない     →サロンの都合

どうしようもない  →トリマーの都合

手が付けられない  →パニックになっている

もうできません   →心の傷を癒せない

 

 

わんちゃんに非ってどこにあるんだろう

 

 

知り合いのグルーマーさんに聞くと、そのサロンは時間重視。

時間内に終わらないと次が詰まって怒られるんだそう。

 

 

それはわんちゃん以前にグルーマーさんもパニックになっていて、かなりストレスが溜まっていますよね。

 

 

ならば、そういう子を傷が増える前に、もっと早い段階で断る勇気をサロンさんには持ってもらいたい。

 

 

恐怖や苦痛を与えないことは、わんちゃんと関わる人の義務です。

 

 

むしろわんちゃんにも、従業員にも優しくできないサロンなんて絶滅してほしい。

 

 

この事件が、こんなサロンを作りたいというきっかけです。

 

 

わんちゃんを大切に思うご家族の願いや、ご意見を聞きながら、臨機応変に成長していけたらと思います。

 

 

色々と工夫しながら、

わんちゃんの心の負担を重視したサロンが増えていくことを願っております。

 

 

誰かの都合の犠牲になることがない

 

(それはグルーマーも同じですが)

 

 

わんちゃんの本来の ”生” が輝くサロンにしたい。

 

 

わんちゃんお寿命はとても短いから。

 

 

長いですが、最後までお読みいただきありがとうございます。