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シャンプーについて

プティシアンのシャンプーを選ぶにあたり、さまざまなシャンプーを検索したり試したりしました。

 

①犬の皮膚に優しいこと

②環境に優しいこと

③頻繁に使う自分の手が荒れないこと

 

この三つは絶対に譲れない点です。

 

余談ですが、

 

プティシアンでは仕上がりのために、必要な脂分をとりすぎる洗浄力の強いシャンプーは使いません。もちろん下洗いシャンプーも使っていません。

 

*わんちゃんの皮膚は人間の1/5〜1/3の薄さと言われています。

そのバリア機能がうまく働かないのと皮膚トラブルがおこると言われています。

 

*下洗いシャンプーとは汚れや脂分を取る用の洗浄力が強いシャンプーです。個体差がありますが、トリミング後1ヶ月以上経つと、通常のシャンプーで汚れを落としきれないため、時短や仕上がりのために使われることが多いです。

 

では、本題に入ります。

 

ほとんどの犬用シャンプーは「雑貨」に分類されるので、

全成分を表示しなくても良いようになっています。

 

低刺激などと書いてあっても、

実は何が入っているかわかりません。

 

成分を問い合わせても教えてもらえないこともあります。

 

 

なので、

全成分を表示していないシャンプーは初めから除外しました

 

 

 

全成分が書いてあるシャンプーの成分一つ一つを調べて

 

 

これがなになのか

なんのために必要なのか

刺激はどうなのか色々と勉強しました

 

そして大事になってくるのが界面活性剤の種類です。

界面活性剤についてはこちらのページにまとめています。

 

 

シャンプーは洗浄するもの、リンスは被毛を滑らかにするもの。しかし含まれる界面活性剤の種類によっては皮膚を守るための皮脂まで取り除きすぎたり、タンパク質を変性させるため、皮膚被毛にダメージを与えてしまいます。

 

 

結論として、皮膚の刺激は少ないけれど洗浄力の劣るノニオン界面活性剤、両面界面活性剤が主成分になっているシャンプーを選ぶことにしました。

 

 

界面活性剤のページに詳しく書いてありますが、この二つは被毛がごわつくことがないため、刺激がとても強いカチオン界面活性剤が入っているリンスを使う必要ありません。

 

 

こうして絞られていったシャンプーたち。

あとは最初にあげた「使用するシャンプーの条件」に当てはまるかどうかでした。

 

 

それに当てはまったのが

チャーリーアンドコーナチュラルズさんの

スージングシャンプーです。

 

こちらは足りない洗浄力をアニオン界面活性剤の中でも低刺激かつ潤いを与えてくれるもので補っています。

 

 

①犬の皮膚に優しいかどうか

これは皮膚の弱いヘンリーくんに使えるかどうかを基準にしました。

 

また、カットのしやすさや、もつれのできにくさも重要視しました。

 

→シャンプーを使ってから皮膚の乾燥が気にならなくなってきました。

→使うほど毛が柔らかくなり毛の絡みも少なくなりました。

 

そもそもこのシャンプーは、愛犬の皮膚トラブルをよくしてあげたいと思ったチャーリーちゃんのママが、お友達の薬剤師さんと一緒に作った愛情たっぷりのシャンプーなのです。

 

 

②環境に優しいかどうか

100%自然由来の素材でできていて、よくないとされている成分が使われていません。動物実験など行わないクルエルティ・フリー。100%自然植物を使っていて(ヴィーガン)、容器はサトウキビから作られた再生プラスチックでできています。

 

 

③頻繁に使う自分の手が荒れないかどうか

以前は血が出るほど荒れていた手も、今では気にならなくなりました。

 

また、このシャンプーは甘くてとてもいい香りがするのですが、

この香りはわんちゃんがリラックスできる精油が調合されているのだとか。さすがアロマの本場イギリスですね。

 

 当店でも販売しております。3500円(税込)

 

 


チャーリーアンドコーナチュラルズさんのサイトはこちら